静と動を使い分ける
チャネリングで魂からのメッセージをお伝えさせていただくときに、
何人もさせていただくと、時々真逆のメッセージをお伝えしていることがあります。
その一つ、今日は静と動についてお話させていただきますね。
静と動は、常に魂の中でシーソーのようにバランスを取り、
均衡を保っています。
振り子のように、と表現する場合もありますし、天秤をイメージしていただいてもいいですね。
皆さんはじめ、私たちの魂は、
まるでシーソーのように中心軸のバランスを保ちながら
静と動を行ったり来たりしています。
動きすぎになると、体がSOSを出したり、全くやる気がなくなったり、
もう無理!という状態にまでなってしまうことも…
これはわかりやすいかもしれませんね。
ただ、元々活動的な方もいらっしゃるので、
活動的な方が急にこの状態になると、
「自分は鬱になってしまったんじゃないか」
「こんなに体が弱くなってしまって…年には勝てないわ」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですがそんな時は人生の休息期が必要な時。
今までの自分を振り返ってみたり、ゆったりした時間の流れを感じてみたり、
様々な調整がされるときですので、
しっかりと今までの自分をいたわる充電の時間としていただければ、
また皆さんらしく活動することが必ずできます^^
逆に、静の偏りとはどんな状態か?
動の状態にあまり慣れていらっしゃらない方で、
静かな場所が好きだったり、家にいるのが好きだったり、
一人の空想の時間が大事だったり…
そんな方は、静のエネルギーには慣れているので、
上に書いているように過ごしているのには全く苦がないのですが、
人は常に一定の状態ではありません。
「色々考えているのだけれども結局前に進めない」
という状態の時もしかしたらあるかもしれません。
この時に、本来内側に動のエネルギーが湧き出てきているのに、
自分の中でブレーキをかけている、
いわば「アクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態」
これもご本人さんとしてはとてもキツイかもしれませんね。
このような状態の時は、
「水は溜まると淀む」というような心の状態になりやすいかもしれません。
色々考えだけが巡っていると、気が頭に行きやすく、
エネルギー状態もアンバランスになっています。
これを打開するには、動の方の過活動とは逆で、
「何か動きを加える」
というのが一番です。
悩んでいることを一旦保留にして、
単純作業など、あまり考えなくてもいい作業をしたり、
同じ場所にいて色々考えすぎてしまうならば場所を移動したり、
いつもと違うルートを運転してみたり、
考えていることをまずは思い切って着手してみる、
なにかに飛び込んでみる、など、
とりあえず、自分の活動範囲内でできそうな
「動きを加えること」を取り入れることで、
一か所に滞っていたエネルギーが動き出します。
お話したのはほんの一端の例え話で、
本当にお一人お一人様、ご状態は千差万別。
一日、一週間単位でも皆さんの状態は常に移ろっていきます。
静と動のバランスを取る、という考え方が、
皆さんの何かのヒントになって頂ければ幸いです。
2018年11月28日記事制作
2023年4月15日再編集