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🔮スピリチュアル文化の変遷

スピリチュアルに関わって20年近くが経ち、ふと気づけば、自分がこの世界で「文化の変遷」を語る立場になってきました。
とはいえ特別なことをしてきたわけではありません。

ただ、長く関わってきたからこそ見えてきた“時代ごとの空気”があります。

今は「スピリチュアル」とひとことで言っても、言葉や価値観は時代によって大きく移り変わってきました。
たとえば「サイン」「波動」「ツインレイ」…どれも私たちが当たり前に使っている言葉ですが、

それがどこから来て、どんな変遷をたどってきたのか。
今回は、そんなスピリチュアル文化の流れを、個人の視点と歴史的背景の両方から見つめ直してみようと思います。

スピリチュアル文化の変遷

時代 キーワード 世界観・特徴
🌀昭和~90年代
和風霊能・供養系
守護霊/霊視/因果/供養/前世 「霊感ある人だけが見える世界」
宗教色が強く、特別な才能を持った霊能者が中心
👼90年代後半~2000年代
ニューエイジ系
サイン/天使/使命/波動/オラクルカード 「誰でも天使や宇宙からのメッセージを受け取れる」
『エンジェルナンバー』など西洋語彙が定着
☁️2010年代中盤~
フワスピ文化
引き寄せ/ツインレイ/宇宙の法則/感謝 「愛と感謝で現実を変える」
癒しや自己肯定感重視、ただし現実逃避の懸念も
⚛️2020年代~
量子スピ&現実創造
多次元/周波数/振動数/現実創造/パラレル 「意識が現実をつくる」
理論・身体・霊性を統合し、行動と構築が重視される

おわりに

「サインって、そもそもどこから来た言葉なんだろう?」
そんな素朴な疑問がきっかけで、私はスピリチュアル文化の歴史をたどることになりました。

霊能・供養から始まり、天使や波動の時代を経て、今は“量子”や“周波数”という言葉がスピリチュアルの世界に溶け込んでいます。
こうして見ていくと、スピリチュアル文化は「癒し」から「統合・創造」へと、まるで魂の進化そのもののように変化を続けているようにも感じます。

近年よく耳にする「サイン」という言葉も、実はこうした文化的背景の上に成り立っています。
では、“サイン”とは一体何なのか?その意味の変遷と本質については、次の記事で深く見ていきましょう。

 

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