コラム

83赤ちゃんの手と白いご飯

赤ちゃんの手と白いご飯

人間でいる以上、欲って必要なので、皆さんはそういうものは是非肯定していいように向上心にしていっていただきたいのですが、

以前私が本当に私が望んでいる事って何なんだろうと、
自分自身に向き合ってポーンと返ってきた答えが、

「美しく纏う空気になること」

だったんですね。

それを他の言葉で言い換えるなら、
食べ物で例えるなら、わたしは「白いご飯」でありたいんです。

それに気づいてからは、私がどのように皆さんに接していくのが、
私が自分の神性に繋がり、それをお分けしていくのかというのが掴めて、
だいぶ腑に落ちた生き方となってきました。

与えられた個性は、すべて見えない世界からの恩恵で在り、贈り物で在り、
その個性を輝かせていくだけで、私達は本来は生きていくことができ、
それが健やかに幸せを感じて生きる秘訣であると、常々感じております。

なので、私が自分の望んでいるポジションは、
そんな皆さんを自分が真っ白になって、そのキャンバスに皆さんの色を映し出す役目をするのが、
やはり、私の本来の望んでいる姿なのです。

実は、小さい頃、「人の役に立ちたいから、ごみを拾いにいきたい」って親に言ったときに、
「人のことをやる前に、自分のことをやりなさい」と言われたのがきっかけで、
(いやいや、親だったら普通そのように言うでしょう。それはよくわかります)
「奉仕したい」という自分を結構な時期封印して過ごしていたんですね。
そしてそれが、

*社会的に役に立つ仕事に就きなさい
*お給料のいいところに勤めなければ生きていかれない
*社会でうまくやっていけるのが人望者だ

という感じでどんどん刷り込みをされていき、

白い私はある程度どんな所でも順応できるので、
そんなところにもまぁまぁなんとかやっていけたわけですが。

たくさんの色が混ざって、それが自分でないから、
どんどん苦しくなっていってしまったんですね。

そんな自分の特徴を自覚して、ひょんなことから今のヨフィエルの家の活動が始まり、
そんな自分を活かす生き方を見つけての今があります。

そんなこんなで、いつも私が皆さんにレターを書いたり、何かをさせていただくときに心がけているのは、

皆さんの色を引き出す引き出し役であることです。

面白いことに、
同じレターに対しても、人によって全くちがうお返事を頂けて、
「あぁ、この方はこの角度からこの言葉を受け取っていただいたんだなぁ」
といつもその方の背景を感じさせていただきながら拝読させていただいております。

なので、ご返信を通して「そのレターからどんな自分が引き出されたか」
ということに向き合っていくことで、
「あぁ、自分ってこんなこと思っていたんだなぁ~」
って知っていただくきっかけになって頂けたらと思っています^^

このレターや、セミナーやWSなんかも、(セッションなんかは当然)
毎回毎回、何を言うのか、自分でも直前までぜんぜんわからないんです(笑)

集まっていただいた方で場の空気が出来上がり、
その空気を清めながら活性化して温めて循環させて、空気をどんどん上昇させていく感じ?

なので、毎回毎回、形は同じでも内容が全く違うのが、本当に面白い所です!

関連記事一覧